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100人のスズキさん

100人のスズキさんと出会うブログ。 西宮を中心に尼崎・芦屋・神戸あたりでシーバス釣りを始めました。 たまにはブラックバスやフライでトラウトも。 その他日々の出来事など・・・。

 

ショートカットのあのコと夏休みの宿題の読書感想文(「錦繡」宮本輝)


Category: 小説   Tags: ---
今日は東野圭吾のドラマ
「小さな故意の物語」ってのがやってたので鑑賞
さすが東野圭吾
恋愛というよりもミステリー的な部分が素晴らしい!

というのはウソで
(勿論、東野圭吾はすきですが)
本当はこのコがみたかったんですよね
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波瑠さん

ちょっと前のドコモのCMで気になってたんですよね

ロングヘアの時もあったみたいですが
圧倒的にショートのがイイですね

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「錦繡」宮本輝

私の大好きな宮本輝の作品の中でも
ベスト3に入ると思っている小説です
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10年前にある事で離婚した夫と
蔵王のゴンドラリフトの中で偶然再開する元妻の
約1年に及ぶ手紙のやり取りという形で進む物語

作中には、手紙としての文章以外はまったく出てきません
冷静にみると、何て長い手紙やねん!と突っ込みたくなりますが
例えば電話では言えない言葉がメールでは送れたりするように
手紙だからこそ素直に心中を吐露できるようなところが見事に表現されていて
とても面白いです

離婚した時にはお互いに踏み込んでいけなかったある出来事の解明を軸に
それから10年間のお互いの軌跡
そして現在から未来へと、過去を乗り越えて前に進もうとする2人
30代以上の人にはかなりお薦めな1冊です

宮本輝は関西出身で舞台が見慣れた地名であることが多いのですが
この作品でも香枦園なんかが舞台だったりしますね
そういう部分がまた親近感を持って読めたりします
私が大学から阪神間にきたキッカケは、氏の「青が散る」に多大な影響を受けたからです

業や宿命など少し宗教じみた所もありますが
(近年の作品はいまひとつ好みではありません)
例えば村上春樹などと比べると
登場人物の「人間臭い」感じが私は大好きです

「1Q84」村上春樹


Category: 小説   Tags: ---
2009年にBOOK1、BOOK2
そして2010年にBOOK3が発売されました
全部あわせると1600ページを超える長編です
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発売当時は、丁度作者の村上春樹がノーベル文学賞を獲るとか獲らないとかが
かなりの話題になっていました
だからというわけではないのですが、私にしては珍しく全て新書本で購入しました
BOOK1、BOOK2は発売後ほどなく購入して直ぐ読んだのですが
BOOK3は2010年の発売後直ぐに購入したものの
結局2年も寝かせて熟成させていました(笑)

以前にも書きましたが
私は小説や漫画などを読み出すと、最後まで読まないと止められなくなるんです
なので、BOOK3を読むにはやっぱりBOOK1,2を読み返してから読みたい!
となると、1600ページを連続して読むことになるので
それ相応の時間的余裕が必要となる
なので2年間も機を窺うこととなったのです
(結局4日くらいかかりました)


読み終わって思ったのは
「今までの村上作品と、読後感が違うな」
ということです
前述のノーベル賞の話題などもあり読まれた方は多いと思うのですが
これまでの村上ファンでも面白くなかった、駄作という方もおられ
かなり賛否がわかれるようですね

オウム真理教の事件を主軸に911事件などを踏まえて書かれたであろうこの小説は
かなり宗教という題材があからさまに取り入れられています
これらを村上春樹特有の童話的というか神話的な感の表現で書かれていますので
メタファーというものを考えずにはいられないところがある
まぁ、私はあまり小難しいことは考えずに読み進みましたが(笑)

難しい解説や批評は評論家やマニアの方々にお任せするとして
私的に、今までの作品と何故読後感が違うのだろう?
それは「生」っぽいということじゃないかと思うのです
例えば、それは村上作品で必ず登場するセックス描写や「死」というものが
これまではその特有の表現により、それらが私には「匂い」や「色」を感じさせない
ある種自分たちの傍らにあるセックスや死とはどこか違うものを感じていました
それが今回は死に血の匂いを感じたり、セックスに生身感があったり・・・
これは特にBOOK3において顕著に感じた気がします

また「生」っぽさとあるいは共通する部分なのだと思いますが
登場人物にも熱を感じましたね
これまでの村上作品の多くは「僕」という一人称での展開ですが
今回は3人称での展開であるのが、あるいはよりそう感じさせるのかも知れません

この物語テーマは、私的には今のところ単純に「愛」だと思っています
後半は特に天吾と青豆のラブストーリーという色合いが濃いですが
推理小説っぽいところなどもあり
また1600ページという長さを
BOOK1,2では天吾の章と青豆の章が交互に展開する
(BOOK3ではこれに牛河の章が加わる、これはびっくりでした)
という技法で描かれているので、割と入り込み過ぎず退屈せずに読める

勿論最初の頃に、これがこの物語の大きな部分になるであろう扱いの
天吾の母親の白日夢のような物が結局ウヤムヤな感じで終わったり
天吾の青豆に対する積年の思いが、やはり唐突感を感じたり・・・
結局戎野先生はどうなったんだ?とか色々と不満はあるものの
(そのあたりは、もしかしたらあるかも知れないBOOK4に期待して)
私的には、こんな村上春樹もありかと

当然、音楽はこれですね

「カンガルー日和」村上春樹


Category: 小説   Tags: ---
最近
「知~らな~いう~ちに、おいしくなっていた♪」
ていう、なっちゃんのCMが耳から離れないhassyです

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18編の短編集
ええ、また村上です
高校生か大学生の頃に一度読んだんですが、久しぶりに読み返しました

短編集なので、かなりお手軽
村上春樹は上下巻とか長いし、めんどくさそう・・・
なんて思ってるそこの貴方にもお勧めです

最近の作品とは少し違う?村上春樹ワールドのエッセンスが
軽い感じで味わえるかと
特に表題の「カンガルー日和」などはこの時期の村上春樹っぽく
ライ麦パンのサンドウィッチなんかが出てきそうで
個人的には最近のタッチよりも好きかもです

これ以外も「彼女の町と、彼女の緬羊」なんかも好きなんですが
以前にも書きましたが、一番好きなのが
「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
という作品が一番好きです
まぁ、簡単に言ってしまえば妄想が膨らむ話なんですが
若い頃の自分の恋愛観ってこんな感じだったのかも?

いや、この作品を読んでる今も同じか(笑)


BGMはこんな感じで

Stan Getz & Joao Gilberto - The Girl From Ipanema
この短編集に「1963/1982年のイパネマ娘」ってのがあります

「羊をめぐる冒険」村上春樹


Category: 小説   Tags: ---
雨ですね。
久しぶりに先日読んだ本の話でも。

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えぇ、春樹です。村上です。
久しぶりに彼の本を読みました。
「1Q84」はちなみにまだ読んでおりません。
BOOK1、BOOK2までは読んでるんですが、BOOK3は購入して熟成させてます(笑)
私、読み始めると一気に最後まで読まないと気がすまないタイプなので
時間があるときでないとダメなんです。

村上春樹は好きな人・嫌いな人が割りとはっきり分かれる作家ではないでしょうか?
独特の世界観というか、
「村上春樹ワールド」に入っていける人とそうでない人がいるような気がします。
村上春樹を有名にした一番の代表作は「ノルウェイの森」なるのでしょうが
この「羊をめぐる冒険」も、「ノルウェイ」や最近の「海辺のカフカ」や「1Q84」に通ずる
独特の「ワールド」が展開されています。
(映画化された「ノルウェイ」、どんな感じになったんでしょうかね?)
最近、「1Q84」や「カフカ」なんかを最後まで読まれた方は読んでみられては如何でしょうか?
最後まで読みきれなかったという方は、この作品も少々キツイかと思われます。

勿論、少し違った作風のものも書かれていますね。
「アフターダーク」なんかは少し違った実験的な作品でしたが、私的にはちょっと・・・。
また「神の子どもたちはみな踊る」という、阪神大震災をテーマにした短編集なんかもありますね。
(村上春樹さんは関西人。香枦園小、精道中出身らしいです)
因みに、私は「カンガルー日和」という短編集の中の
「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」とい作品が好きですね(笑)



今回の作品は、文庫本で上下巻に分かれる割と長編作。
これは「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」から続く3部作の完結編とのこと。
賢明な方なら「風」から読みますね。
私は、偶々古本屋にあったので・・・という感じで読みました。

ストーリーは、
あなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。
その後広告コピーの仕事を通して、耳専門のモデルをしている二十一歳の女性が
新しいガールフレンドとなった。
北海道に渡ったらしい〈鼠〉の手紙から、ある日羊をめぐる冒険が始まる。
~文庫本巻末紹介文より~

前にも少し書きましたが、
私にとって小説は文字を頭の中で映像のように構築されていくのが好きなのです。
村上春樹氏の本には、メタファーとしての人物や動物?みたいなのが登場しますね。
今回の「羊をめぐる冒険」では「羊」や「ガールフレンドの耳」など
訳わからないものが登場します。
そういったものを受け入れて、自分の中で消化していけるか・・・
サスペンス物や歴史物なんかは、文字をそのまま額面通りに受け入れればよいが
なんというか村上氏の本は、文字をそのまま消化していくだけでは面白くないのかな。

私は結構好きなんです。

「鉄道員」浅田次郎


Category: 小説   Tags: ---
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表題の「鉄道員」(ぽっぽや)を含む8篇の短編集です。

「鉄道員」は直木賞も受賞し、映画化もされていた気がしますし、この表紙を見ると「オリヲン座からの招待状」も映画化されているようですね。
ずっと以前にその当時の会社のトップから読めと言われて、新書で買って読んだ記憶があり、古本屋で見つけてまた読み返してみました。

どれも名作揃いで泣けて来るんですが、その中でも私のお気に入りは「オリヲン座からの招待状」「角筈にて」「ラブ・レター」です。
特に「ラブ・レター」!
35ページほどの超短編なんですが、なんだか無茶苦茶に泣けてきます。通勤電車の中とかで読むとヤバいくらいです(笑)
題名通り手紙が出てくるんですが、これが加重00%というかアルコール度数100%のお酒(それはアルコールやん!)みたいな・・・純度が高すぎて、心に直接痛いくらいに染みてきます。

短編集なので1篇1篇は数十分で読めてしまいますので、普段あまり本など読まない人でも読みやすいと思いますのでオススメです!


BGMはこんな感じで

この女医さんの声も透明で心に染みますね。

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